しこりを診断するには乳腺エコーが必須です。

エコーで、局在部位・個数・大きさ・性状などが正確に分かります。

しこりの性状により治療法が異なるので、エコー検査をしないと治療法は決めれません。

乳腺エコーを置いていないクリニックもありますので、治療を受ける際は十分注意してください!

 

しこりの性状は、大きく分けて4種類に分けることができます。

(1)オイルシスト

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壊死した脂肪がオイル状になったもの。エコーでは黒く描出されます。

10mm未満のオイルシストであれば、数年以内に吸収されることがあります。

10mm以上のオイルシストは、注射針による穿刺吸引を行います。

 

(2)充実性

 

 

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脂肪組織が被膜内に溜まったもので、しこりの内部は白く描出されます。

治療は、脇の下に5mmの傷をあけて、ベイザーリポという機器による脂肪吸引で除去できます。

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(3)混合性(オイルシストと充実性が混じったもの)

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治療は、多くの場合、混合性と同様にベイザーリポにて吸引除去できます。

被膜の石灰化がある場合は、切開除去することもあります。

 

(4)石灰化

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被膜が石灰化を起こし肥厚すると、それより深部は描出されず黒っぽく映ります。

しこりの内部は充実性であることが多いです。

治療は、大きさや部位によって異なりますが、多くは乳輪周囲を切開して塊ごと摘出します。

 

 

しこりは放置すればする(長引く)ほど、形成された被膜が石灰化を起こし硬くなるため、治療に難渋します。

脂肪注入豊胸はバストの悩みを抱える多くの女性にとって素晴らしい施術なのは間違いありません。

しかし、すこしでも異変を感じたら、すぐにクリニックに相談しましょう。

 

*一部の写真は、THE CLINIC横浜院の千葉先生のブログより借りています。