当院では、シリコンバッグトラブルのご相談がとても多いですが、

実際にバッグを取り出す時に、脇の傷(バッグを挿入した傷)から取り出すことができるのか?

それとも、新たに乳房下縁に傷を作って取り出さないといけないのか?

ほとんどの方が不安に思っておられます。

 

シリコンバッグの取り出し方は、クリニックやドクター(他クリニック)によって異なります。

必ず乳房下縁切開と決めているクリニックもありますし、

ちょっとでもシリコンバッグが硬いと、脇からは取れないと思い込んでいるドクターもたくさんいます。

大学病院で使われているような乳腺専用のエコー検査機器を常備しているクリニックはほとんどないので、

バッグの状態が正確に診断できず、簡単な(無難な)やり方をとっているように感じます。

 

クリニックを選ばれる際は、ちゃんと設備が整っているかなども十分調べて決めることが大事です。

もちろん、バッグ取り出しの経験が少ないドクターもいますので、ドクター選びも慎重にされてください。

 

ザ・クリニックでは全院にエコーを常備していますので、

カウンセリングの際に、無料で検査を受けることができます。

バッグの状態を正確に診断しベストなアドバイスをいたしますのでご安心ください。

 

脇の傷からのバッグ取り出しは、高度な技術が必要で、決して簡単な手技ではありませんが、

ザ・クリニックでは、ほとんどのケースで脇から取り出しています!

しかし、エコー検査で石灰化が非常に強い場合や、ひどい炎症等で早急な取り出しが必要な場合に限り、

乳房下縁や乳輪周囲切開を検討することがあります。

 

シリコンバッグの石灰化が認められる典型的なエコーの所見です。(千葉先生ブログより)

バッグ取り出し バッグ取り出し

乳腺下にシリコンバッグがありますが、その間に石灰化した被膜を認めます。

千葉先生のこの症例は、脇から取り出しています。

 

次のエコー所見ですが、

バッグ取り出し

高度な石灰化とバッグの破損を認めたため、乳房下縁切開よりバッグを取り出しました。

 

このようにエコーでバッグの状態を正確に診断して、取り出し方法を決定しています。

軽度の石灰化であれば、脇からの取り出しが可能ですが、

石灰化が高度になる程、脇からの取り出しが難しくなります。

少しでも硬さを感じるようでしたら、早めにカウンセリングにお越しください!

 

◎シリコンバッグ抜去については、『ザクリニックのコラム』でも詳しくご紹介しています。