シリコンバッグによるトラブルが後を絶ちません。

 

バッグの破損、カプセル拘縮、石灰化、リップリング、バストの硬さや左右差など…

色々なバッグトラブルがありますが、

その要因には、バッグ自体の老朽化(古くなって破れやすくなること)だけではなく、

種類(メーカー・タイプ・サイズ)や挿入期間、挿入する部位(乳腺下・大胸筋下)、

個人的素因(皮膚の伸び、授乳の有無、骨格・筋肉のつき方)、クリニック・ドクターの技術、など様々なものがあります。

 

 

30代前半の可愛い女性です。

バッグ挿入後数年で右胸が硬くなってきたそうです。

さらに、だんだんバストに左右差が出てきて、

寝ても起きてもバストの形が変わらず不自然になってしまったそうです。

 

【施術前】

シリコンバッグ石灰化 シリコンバッグ石灰化

前から見ても横から見てもかなり不自然です。

バッグが入っていることが写真でもはっきりと分かります。

左右のバストがアンバランスで、大きさも違います。

右のバストはかなり硬く、横になっても形が変わりませんでした。

術前に行ったエコーでははっきりとした石灰化を認めました。

 

脇の傷からバッグを取り出し、コンデンスリッチ豊胸を行いました。

【術中(左バッグを取り出した直後)】

シリコンバッグ石灰化 仰向けでも右胸の形が変わっていません。

【術中(続いて右バッグを取り出した直後)】

シリコンバッグ石灰化

シリコンバッグ石灰化

右胸のバッグには石灰化と硬く分厚くなった被膜が付着しています。

バッグを取り出しても硬くなった被膜が残るので左右差があります。

 

【施術後1ヶ月】

シリコンバッグ石灰化 シリコンバッグ石灰化

とても自然で綺麗なバストになりました。

デコルテもふっくらして、左右差もずいぶん改善しました。

 

バッグで変形してしまったバストを元どおりにすることは難しいですが、

脂肪の注入量を調節したり、左右差をなくす治療をすることで目立たなくなっていきます。

 

多くの方が、シリコンバッグ豊胸後10年くらいでバッグの抜去や入れ替え、

脂肪注入豊胸(コンデンスリッチ豊胸)への変更をされていますが、

バッグ挿入直後から数ヶ月の間でもトラブルが起きてくることがあります。

何か症状が見られた時は、早めのバッグ取り出しをお勧めします。